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天と地とわたし 天と地とわた 天と地とわ 天と地と |
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前世紀から数十年で枯渇すると言われ続けた化石燃料が千五百年は 絶えることなく地表は地盤沈下しつづけたらキャベツ大統領がサブ マシンガンを/ぶっ放す べっとりとした塗料のマトリョーシカのような過剰包装がねっとり と巻き付いた古いビニールテープのいやさらしさで双頭のイルカが 火炎放射器を/ぶっ放す エコロジストで200ポンドのクイーンがジャンクフードジャンキー でペットボトルのコークが手放せなくて鼻の曲がる笑い袋がスタン グレネードを/ぶっ放す エノコロ州地下の核医学研究所の遺伝子操作がエキノコックスな毒 キノコでオーヴァードーズ廃詩人が原子力潜水艦からパトエリオッ トミサイルを/ぶっ放す あれよあられよぶっ放す |
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どうでもいいことをどうでもいいように描く どうでもいい一日にこのどうでもよさが一番 どうでもいいことでどうでもよくないことは かくれんぼしたままおきざりにされいまにも 泣き出しそうなんだけど、それこそどうでも いいからやっぱりそのまま泣き出したりせず かくれてるちぢれ雲が夕焼け空をどこまでも のばしてるどうでもいいことはどうでもいい |
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雨上がりの西で 三日目の月がニヤついてる 端正なくちびるで 「またひとつ年を重ねたな」 と |
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100億光年の少し手前に
蒼く沈んだ惑星がある 100億光年のずっと向こうに 紫に濡れた恒星がある かもしれない ないかもしれない 宇宙は発現したのだから それについては発言しない 海の深さに物足りないと トビウオになった魚 空の広さに飽き飽きして ペンギンになった鳥 蒼紫に染まって泳ぐ それぞれはそれぞれに 雄弁に語るのはいつも風で 風はずいぶん寂しがり屋だ 月はしろがねいろのお顔で いつも何にも語りはしない ぼくは誰だろう? なんて少女のように思い耽っていたら 晩御飯を食べるのを忘れてしまった 静かな 冬の夜空のもと ふっと かすかに風鈴の音が聞こえたんだ |
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まるで氷の上をすべるように
氷の上をすべっていたのは キミ一人だけだったよ 摩擦係数0μの 氷上の妖精 キムよりミキより キミの滑りは美しかった 今日は鳥のように飛べなくたって 点では及ばなくたって その美しさに 変わりはない 滑り終わったキミの笑顔が それを証明していたよ |
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イギリス人の英文学教授は 大まじめな顔で学生たちに講義した おっほん ああ諸君 コロンブスはタマゴをテーブルに叩き付けて タマゴを立たせたというが そんな野蛮なことをしなくとも ここではもっとスマートに タマゴを立たせることができる タ マ ゴ ほら立ったろう? みなが大いにしらけたのは言うまでもない |
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むかし僕らが子供だった頃
黄鉄鋼は宝石だった 僕らは金だと思ってた だが今の僕らはどうだ? ダイアやルビーやサファイアだけが 宝石だとでも言うのかい? 金や銀やプラチナだけが 金属だとでも言うのかい? ただの鉄鉱石だって 僕らの宝石だっただろ? まるで金メダルのように 大事にしてただろ? |
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円周率を求める式が
いくつも存在するように 目的地に辿り着く道が いくつも存在するように 求める像に辿り着くすべが いくつも存在しているはずだ ('06.5.29) |
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