黄昏時のラクガキ
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ロマネスク


忘れたことを縒り合せた糸で
軌道エレベーターを作ろう
スペクトラムにロマンじみてる送話には
3歩ほど首をかしげるくらいが正直

しゃっくりのようなブレスを挟んでくれたら
じっと声が聴きたくもなろうよ
へたな四角で揚げた旗で揺れ









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2013-05-11 Sat 00:11
別窓 | 七行詩 | コメント:0
サイレント


水際のハレルヤ
低くて低い山頂とやら
潮風のように鼻腔をくすぐるのは
あの日撫でた仔猫の後れ毛

虹は見せられたはずだから
許すことも許されることもないのなら
終わらないかくれんぼ







2013-04-29 Mon 02:49
別窓 | 七行詩 | コメント:0
糸車


菱形のような輪だ
水に跳ね返るような泡沫だ
知らしめんとする言霊が
ただのこだまだと気付いていたのは
朝靄をつらぬいて啼く雉鳥か
歌うすべのない兎だったか
それでも、紡がれる糸と糸車







2013-04-29 Mon 02:22
別窓 | 七行詩 | コメント:0
金魚


妹よ
僕に妹はいなかったけど妹よ
言葉を失うたびにおまえはいくつかの言葉を失う

次第に拙くなってゆく舌先で懸命に
ぎゅっとだきしめて、という妹よ

おまえはいまも夏祭りの浴衣の薄桃色で
あしたおまえの見る夢が金魚になっておよいでる





2010-03-31 Wed 23:03
別窓 | 七行詩 | コメント:0
日暮さん


あの夕焼けを誰よりも美しくしたためることが出来るなら
まかり間違って詩人になってもいいと思ったわけだし
ポジティブシンキングで幸せになることはないことぐらい
鱗を散らして空に溺れた魚の目を見るよりも明らかで
地平線は白の破線を敷き詰めるまでもなく平常運行だから
やっぱり生まれ変わったりなんてできないよなぁって
赤茶けた日はまた生還するんじゃないのかないのか





2010-03-27 Sat 23:05
別窓 | 七行詩 | コメント:0
トロイメライの夢


トロイメライの草いきれ
揚げ花火の調べ
命の水源から零れ出す、フラクタルな哀しみと
誰にでも、生きている限り、幸せになる権利がある
ということ


花火が落ちた焼け跡の空にも
儚い調べだけが薄れながら残った







2010-01-30 Sat 00:17
別窓 | 七行詩 | コメント:0
積雪の手紙


『食べられません』のラベルを貼り続けました。
あらゆる無生物に。
よくよく考えてみれば、
生きるというのはたったそれだけのことでした。

樹氷の白にくるまれながら、
ぼくがぼくの姿形をあえて残したのは、
たったそれだけの微熱なのでした。





2009-12-06 Sun 22:11
別窓 | 七行詩 | コメント:0
片眼(ODD EYE)


散りはらう街路樹のもとに傘はない
銀杏の枯葉をしとど踏みしめながら
右の黄金瞳が枝葉と灰色の彼岸を見透く
代名詞を求めない陽光に臨めたとしたなら
ひとつの名前できみを翡翠と数えただろう

ひりり、濃紺の水溜まりをすくう手のひらの感触

あるいはすくえない






2009-11-10 Tue 22:24
別窓 | 七行詩 | コメント:0
水銀


水と銀をころがしたらびぃだまになって
予定調和がうつくし過ぎてシケモクに火を点ける
昔日の積雪がこげついた肉をやわらかくして
おみおつけのかおりのようにささやかな音
出窓を押し開けたなら風が吹かなきゃ嘘だよ
みずいろは色を見ずともみずいろで
短歌が生まれてこないよ、ママ





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2009-11-01 Sun 20:38
別窓 | 七行詩 | コメント:0
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