黄昏時のラクガキ
鉄の騎士
〜五徳の如く〜

下よりは業火に灼かれ
上には重き鍋を戴き
じっと耐え

己は燃えず 決して熔けず

ただ支え
ただ伝え

それは五徳の如く

灼けたる鉄
冷めども鉄
空しくも鉄
ただ..鉄


騎士なき詩
騎士ありき詩の始まり


〜騎士の歴史〜

鉄の仮面と甲冑を纏い
手には鉄の槍を持ち
じっと立つ

己は見せず 決して曲げず

ただ守り
ただ果たし

それは騎士の歴史

立ちたる騎士
果てども騎士
空しくも騎士
ただ..騎士


それは鉄の騎士


騎士ありき詩の幕開け
2006-06-28 Wed 03:23
別窓 | 物語うた | コメント:0
All we need is love
何処かで誰かが泣いている 声がきこえる
“こんなはずじゃなかった”と
何処かで誰かが死んでゆく 理由(ワケ)もなく
うらむ相手も分からず 残される

くぼんだ瞳で子供たちは 何を夢見る?
“華やかな将来”を
マシンガンを手に取り 生まれたテロリスト
“奪い返せばいい”と歴史を撃ち抜く

安らかな愛を下さい 壊れたままの世界に
子供たちがその血で この罪をあがなうことのないように


便利になったと 満たされない人がおどる
“僕を見てほしい”
欲望を手にしたら 二度とは手離せない
満ち欠けを繰り返す Like the cold Moon

あたたかな愛を下さい 転がり続ける僕たちに
身体へと閉じ込めたさみしさで 誰も傷つけずに済むように


ささやかな愛をあげたい 止めることはできないけど
少しでも誰かを 幸せにしてあげられる自分でいたい

ささやかな愛をあげよう 償うこととは違うんだ
少しでも誰かを 幸せにしてあげられる自分でいたいんだ


('00.9.16)
2006-06-27 Tue 04:06
別窓 | 歌詩 | コメント:0
だから笑って
そっとしておいてくれないか 今は何も欲しくない
ひどく頭が痛むんだ 君を薬にしたくはない

君に頬寄せる 僕は嘘つきだ
疲れ癒やしたい hold me, hold me tight

少しばかりのモラルが崩れ去る音を聞いてきた
これから何処へ行くのか 真実も何も分からない

思考が止まる そして巻き戻し
君が正しいね 'cause you don't smile

信じる神様もいないから
君のことだけは信じてみようと思う
守りたいから強くなれるんだ
だから 笑って
笑って...


君の髪の色の深さは 君の悲しみの深さだと
ふと思う僕の瞳の奥は きっとその色と同じなんだね

夢のかけらが 風を占う
もっと不自由に hold me, hold me tight

祈りの言葉さえ見つからないから
君のことだけを思い浮かべてみる僕さ
今ならきっと分かり合えるから
だから 笑って
笑って...


('00.11.11)
2006-06-25 Sun 06:26
別窓 | 歌詩 | コメント:0
Pallette
君の指が震えてた
胸をつかむ手が痛々しかった
君はすべてに疲れてた
瞳は外の雨をうつしていた

忘れないで 生きることの意味は
涙を数えることじゃない
忘れないで 生きることの意味を
好きな色で 描けばいい


俺は自分を生きる分しか
余優を持ってなかったから
君は夢にすがってた
俺は夢を歌っていた

忘れないで 生きることの意味は
明日を夢見ることじゃない
忘れないで 生きることの意味を
自分の手でつかめばいい

Tururu… これからは
Lalala… 君を
Tururu… せめて
Lalala… 見つめててあげるからさ


朝には雨は止むだろう
空気が少しは軽くなればいい
もう少し話していようか
眠るのは 夜が明けてからでもいい

忘れないで 生きることの意味に
答えはないかもしれないけど
見つめていて いまは二人きりだから
少しずつ 気付けばいい
好きな色で 描けばいい

Tururu… ふたりで
Lalala… 生きよう
Tururu… 愛を
Lalala… 優しく描き込んでゆこう

白いキャンパスの上に


('99.9.3)
2006-06-15 Thu 02:54
別窓 | 歌詩 | コメント:0
楽園へ
エデンの園の東では

「禁断の果実を食べてみろ」と
蛇たちが足に絡みついて締め上げてくる

僕は果実を口にしようとしなかったから

蛇たちはメドゥーサに姿を変え
「ならば石にしてやろう」と睨みつける


僕は鏡の盾を持っていないから
目をそらすことしかできない

僕は鉄の剣をすでに捨ててしまったから
首をはねる事など出来ない

僕はロープしか持っていないから
それが蛇に姿を変えることを恐れてる


それでも僕は林檎を口にしない
それでも僕は鏡の盾を持たない
それでも僕は鉄の剣を拾わない
それでも僕はロープを手放さない


いつか蛇を振り払う
力を蓄えているんだ

楽園は遠く
僕の目にはまだ見えないけれど
引き摺ってでもすすんでゆくんだ

蛇にすり寄られた僕が
たとえ同罪だとしても

僕はゆくんだ
2006-06-13 Tue 01:38
別窓 | 物語うた | コメント:0
旅人
旅人は旅をするが
旅は旅人を招かない

地球に浸食された月が
チェシャ猫の口で嗤う
月に浸食された太陽が
ほの暗い炎で威嚇する
太陽に浸食されたこの身が
薄紫の煙を上げる

瞳には彗星が大気圏を掠め飛び
頭には流星が成層圏を突き破り
腹には照星を撃ち抜くスナイパーがいる

だが、それがなんだっていうのか
行く道に丘があったとて
留まる旅人は旅には向かない

いくつもの丘を越え
初めて旅人は
旅人になる

大地は寄り添い
月は微笑み
太陽は力を授け
この身は果てるまで燃え続ける

それを信じて
旅人は旅をするのだ
2006-06-11 Sun 06:44
別窓 | | コメント:2
願い
形のあるものはいつか必ず壊れてしまうけど
ならば 形のないものに永遠はあるのかな
愛に永遠はあるのかな

誰か教えてくれないか
俺に解らせてくれないか


('99.7.19)
2006-06-10 Sat 03:29
別窓 | ラクガキ | コメント:0
免罪符

バカだね おいら
右も左もわからないまま
知らないどこかへ
辿り着こうと駆け抜けて
行き止まりにぶち当たったら
五里も霧中の八方塞がり

扉はすべて閉じてきたから
後ろを振り返ることもできない

バカだね おいら
優しさは見せびらかすもんじゃないと
独りよがりの自己満足で
傷つけたこと気がつけば
君の微笑みさえも
遠くはぐれてしまったみたい

心はすべて隠してきたから
自分で自分が分からなくなった

笑いたければ笑っておくれ
だけど人はそう簡単にゃ変われない
おいらもお前を笑ってやるさ
傷つけ合って壁を壊すのさ


バカだね おいら
とても痛々しく見えるかい
一人っきりのさみしさを
紙に包んで投げ捨てて
強がって人を傷付けて
自分の影におびえてる

罪にはすべて罰があっても
その真実は怖くはないんだ

憎みたければ憎んでおくれ
それだけおいらの価値が上がるんだぜ
おいらもお前を憎んでやるぜ
アドレナリンで酔っぱらうのさ

笑いたければ笑っておくれ
だけど人はそう簡単にゃ変われない
おいらもお前を笑ってやるさ
傷つけ合って壁を壊すのさ



('00.6.5)

免罪符…の続きを読む
2006-06-02 Fri 04:15
別窓 | 歌詩 | コメント:0
| Twilight Graffiti |



 


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