黄昏時のラクガキ
落下点


地には潮が降り
枯れた水脈が
再び脈動を打ち始める

野生の鼓動を秘めた箱が
潮に合間にこぼれ落ちてくる
その箱を俺が開くがために
落下点まで迎えに行く




2008-02-26 Tue 21:24
別窓 | 七行詩 | コメント:0
一枚のJoker


石油も何も湧き出さない泥沼から
ブクリともたげた物がある
確固たる質量を持つそれは
漆黒の『Joker』

ヤツが苦しみを
運んでくる前に
雨が降れ




2008-02-26 Tue 21:23
別窓 | 七行詩 | コメント:0
死にゆくものから生きゆくものへ


黒革ブーツのつま先は
いつも傷だらけになってしまうから
僕はそれを見ないように西へ行く
夕暮れが方角だけを教えてくれればいい
欲しいものがあるんだ

宝石の類じゃない
生きている生き物だ



2008-02-10 Sun 22:42
別窓 | 七行詩 | コメント:0
音符の降る道


水の歌が滴って
綺麗な虹が瞬いた

瓦斯灯の下を
進みゆく足音が
木々達を歓喜でささめかす
黙って耳を澄ませば

夜の音符降る道



2008-02-06 Wed 19:17
別窓 | 七行詩 | コメント:0
けもののひとみ


手放した者に喝采を!
そのけものは、
あなた達に
飼い慣らせるはずがないのだ

ピントが合えば赤錆びの鉄柵が透けて見える
空白だけが浮き立つようにうつくしい
我々の目は実にうまくできているものだ



2008-02-05 Tue 17:32
別窓 | 七行詩 | コメント:0
| Twilight Graffiti |



 


人気blogランキングへ
FC2 Blog Ranking
↑ランキングに1クリックなど
お願いします