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地には潮が降り 枯れた水脈が 再び脈動を打ち始める 野生の鼓動を秘めた箱が 潮に合間にこぼれ落ちてくる その箱を俺が開くがために 落下点まで迎えに行く |
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石油も何も湧き出さない泥沼から ブクリともたげた物がある 確固たる質量を持つそれは 漆黒の『Joker』 ヤツが苦しみを 運んでくる前に 雨が降れ |
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黒革ブーツのつま先は いつも傷だらけになってしまうから 僕はそれを見ないように西へ行く 夕暮れが方角だけを教えてくれればいい 欲しいものがあるんだ 宝石の類じゃない 生きている生き物だ |
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水の歌が滴って 綺麗な虹が瞬いた 瓦斯灯の下を 進みゆく足音が 木々達を歓喜でささめかす 黙って耳を澄ませば 夜の音符降る道 |
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手放した者に喝采を! そのけものは、 あなた達に 飼い慣らせるはずがないのだ ピントが合えば赤錆びの鉄柵が透けて見える 空白だけが浮き立つようにうつくしい 我々の目は実にうまくできているものだ |
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