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指先がマグネシウムの燃焼光で 発火している 私は見上げるよりもそばで目を細めて 降下している そして、受容している 白浜の砂粒のような孤独だけが 私を癒やしてくれたはずなのに |
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哀しみは波及する 紺碧のなだらかな海を ダークグレーの嵐へと テトラポットに飛沫(しぶき)を上げて 防波堤の上でクロマツの防砂林を後ろに そのシャワーを全身に浴びて僕らは 許し合おうか/許され合おうか |
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メタセコイアの林の奥に 生まれた泉の鏡の中の シンメトリックな産声が ステレオタイプでものされた ゆるく波打つ水面 頂きにほの白い陽光 かけらのいのち、す |
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不在はふるえている 科白(セリフ)が青く染まるとき 語る言葉をもたない左手で おまえの一番やわらかいところ をつなぎ止める そうだ不在よ ここにいろ |
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こたつにはみかんがあるから あかねこはまるくなり さまざまな約束事によって 針が回り続けているのを ゆるしている やさしい そして、かなしい |
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窓に降り積もる雪をそのままに 咎だけを許した 白がきっと舞い込むだろうから 雪が透明だって?そう ピクセルが足りないだけさ ほんとうの暖かさを知りたければ その窓を開けてみるがいいよ |
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