黄昏時のラクガキ
New World


地下鉄の階段を
駆け上がる野良猫
街路樹の影は何も守らない

行き交う人波に
溺れないように
クロールの手でかき分けて行くのさ

車線の連なる
急流が運ぶのは
排気ガスに煤けた夢達だから

信号機の赤で
止まっているのは
燃えカスのような愛の欠片だろう


街の夢、生み出すメロディ
人の愛、奏でるラプソディ
今にもそれは回る時計の先のリアリティ
つかむロザリオのday by day



青を反射する
ビルが切り取った
地図のような空見上げていると

雑踏の音も消え
電線と交差して
飛行機雲が白を引いていく

ふいにすれ違う
街角のBGMに
羽根のような夢を聴き取れば

夜につまずいて
ひざ立ちのままで
風音のような希望の叫びを上げて


涙で埋め続けたセメタリィ
めぐり繰り返すヒストリィ
今でもそれは壊れかけたままのストーリィ
ここが辿り着く僕らのwhole new world



2008-07-06 Sun 17:20
別窓 | 歌詩 | コメント:0
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